猫の名はちょいと。

猫と映画好きが綴る、ささやかな日常

父について

小さい頃、忍たま乱太郎をみていたら「冷えた八宝菜」(漢字はわからない)が登場した。頭が大きくて重いので、笑うと後ろにひっくり返り、頭で立っちゃうヤツだ。それを見た母が「コレお父さんにそっくり!」と腹を抱えて笑っていた。

 

さすがにひっくり返りはしないけど、頭が大きくて小柄な父のシルエットは冷えた八宝菜に近いものがある。

 

父はゴリゴリの文系で、文学を読み漁って成長してきた。加えてとにかく知識に貪欲で、知らないことはなんでも知りたがる。いろんな意味で頭が重い。

 

最近になってガラケーからスマホに変えた父。「スマホばかり見ている奴にはなりたくない」と決意表明したのも束の間、庭でひとりたたずんでいるなぁと思ったら「メダカの産卵」の動画に見入っていた。なんでも知りたい人にとってスマホは夢のようなツールだ。

 

父はむかしから仕事中にJ-WAVEを聴いていて、音楽にも好奇心旺盛だった。クラムボンくるりを気に入り、家でCDを流しては妙なステップを踏んでいた。

 

近ごろは歳を取り、何かにつけて渋い顔をして考えこんだり、世の中の流れについていけない事も増えてきたみたい。だけどいつまでも好奇心を失わずにいてほしい。面倒だなーと思う質問にもきちんと答えて、父が諦めることがないようサポートしていきたい娘である。