猫の名はちょいと。

日常をできるだけ愛らしい言葉でアウトプットする場所。

【三軒茶屋】猫店員たちが迎えてくれる本屋さん

久しぶりに三軒茶屋へ出かけた。

 

三軒茶屋といえば10年ほど前、おしゃれなカフェに憧れていた頃に「マメヒコ」を訪れた記憶がある。店内には大きなテーブル、そこにガラスの花瓶がどーんと置いてあり、立派な桜の枝がいけられていた。まるで大きな桜の木が生えているみたいで、素敵だなぁとうっとりした。

いまマメヒコではチャージ料が取られるようにり、かなり割高な印象なのでしばらく行っていない。。カフェのように回転率の悪い店は、なかなか経営も難しいのだろうと思う。

 

もう一つの思い出すのは、若林あたりに住んでいた友達にキャロットタワーを案内してもらったこと。冬は空気が澄んでいるから、展望階からの夜景がきれいなんだよー、と言われてウキウキしながら登るとなんだか嫌〜な匂いが立ち込めている。。

真冬ということもあり、どうやらお風呂に入っていない方たちの溜まり場になっていたようで。。「夜景きれいだねぇ…」と言いながらも、私の記憶にはその強烈な匂いしか残っていない。

 

さてさて今回の目的は、ラジオで知った「猫が店員を勤める本屋さん」へ行くこと。

『Cat's Meow Books(キャッツミャウブックス)』という可愛らしい名前の本屋は、西太子堂駅にある。三軒茶屋駅からも歩ける距離なので、世田谷線の線路沿いをくねくねと歩いて行った。

 

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興味を持ったのは、店主の安村さんがラジオで「本と猫とビールが大好きで、それを全部一緒にしちゃおうと思った」とおっしゃっていて、なんとまぁ、私の好きなものが揃ってる!と興奮したから。

 

また、店員の猫たちは保護猫で、さらに売上の10%を保護猫団体へ寄付されているという。ラジオのパーソナリティからも「え!利益じゃなくて売上の!?」と驚かれていて、「はい、薄利多売な商売なので、利益からだとあまり金額がいかなくて。最初に振り込むときはさすがに手が震えました」と笑いながら説明されていたことにすごく感銘を受けた。

 

この店で扱っているのは、猫に関する本に限定されている。絵本・小説・エッセイ・漫画・写真集など、猫でも色々あるんだなーと感心するほど幅広い。

一軒家を改装した小さなお店は、週末ということもあって人が溢れていた。店に入るとまず本がびっしり並んでいて、猫たちは扉を隔てたさらに奥のエリアにいる。そのエリアにも本棚、そしてテーブルが置いてあり、猫たちに囲まれながらビールやお茶が飲めるカフェスペースになっていた。今回は満席だったので、猫店員たちに軽く挨拶だけさせてもらった。といっても、どの猫も信じられないくらい安らかにグーグー寝ている。店に出ているのは人懐っこい猫だけだそうで、さすがの度胸だ。そして猫好きのお客さんたちも無駄に触ったりせず、のほほんと見守っている穏やかな空間だった。

 

この店でわたしが買ったのは「リサ・ラーソン 100枚レターブック」。紙質も柄もちがうカラフルな便箋が100枚ついていて、手紙だけでなく包装したり封筒にしたり色々と使える優れもの。

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わたしは額に入れて、トイレに飾ってみた。

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この本代の一部が寄付につながっていると思うと、すごく嬉しいし有難い。

どこで本を買うか、もっと遡れば自分で稼いだ(限りある)お金をどのように使うか、そういった事を考えるキッカケをもらったなーと思う。こんどは平日など人が少ない時間帯に訪れて、ビールを飲みながらのんびり過ごしてみたい。

 

そして久しぶりの三軒茶屋、味のあるいい街でした。