猫の名はちょいと。

猫と映画好きが綴る、ささやかな日常

日常

パパ活なんてやめなはれ

彼氏がトイレに関してかなりの潔癖症なので、週末のデートではちょっといいホテルのトイレを借りる事がある。そして、そのままラウンジでお茶でもしますか、という流れになったりする。 この前もラウンジでのんびりお茶を飲んでいたら、パパ活と思われる二人…

「お手伝いしましょうか」に救われる

写真展に行くために、恵比寿の街をぷらぷら歩いていた。 すっかりクリスマスモードになった休日の恵比寿には、家族連れも多い。 すこし離れたところから、子供がギャンギャン泣き叫ぶ声がきこえてきた。 3歳くらいの女の子が、泣きすぎてパニック状態になっ…

それ、わたしの皿です

むかし、住んでいた街のカフェバーで常連さんと仲良くなった。 彼はテレビの制作会社で働いている元慶応ボーイ。人の懐にスルスルと入り込み、だれとでも仲良くなってしまう。わたしたちは恋愛というよりご近所さんとして、お酒を飲みながらたくさん喋った。…

天邪鬼の取り扱い方

わたしの彼は、とても天邪鬼な人だ。 これいいよ!と勧めたものは、たいてい一回目では受け入れられない。服にしろ音楽にしろ、興味がないという反応だ。 彼の家で、パスポート用の写真がポンと置いてあり、もう要らないというので頂いたことがある。それを…

蘇る、冷静と情熱のあいだ

久しぶりに中学校の同級生から連絡がきた。 地元仲間と飲んでいて、みんな今頃どうしてるかなーという話題になり私のことを思い出したらしい。相手は中学生のころの元カレってやつで、懐かしい気持ちになった。 その頃のお付き合いといえば、手を繋ぐだけで…

免許返納合戦

40半ばの同僚が、「親に免許を返納するようにお願いしたら泣かれちゃってさー」という話をしていた。 運転に少し危なっかしい所があり、ご両親も不安になってきたようだから、免許返納には納得してくれるだろうと思ったが…そうスムーズにはいかなかったよう…

高畑監督が行き着いたところ―『高畑勲展』

東京国立近代美術館で開催されている『高畑勲展』へ行ってきた。 いつもより早く出て12時頃には到着したけれど、やはり日曜は混んでいる。 自分では絵を描かないものの、監督としてすばらしい作品を生み出してきた高畑勲さん。 わたしは二度目に鑑賞した『か…

鳥の求愛ダンスに魅せられて―嶋田忠『野生の瞬間』写真展

いま東京都写真美術館で開催されている、 嶋田忠さんの写真展『野生の瞬間』をみてきた。 topmuseum.jp 恵比寿駅から美術館までの道のりに、この写真展の広告がある。 とても美しい青い鳥が、胸を張っている。 実際にいってみると入場料700円とはとても思え…

保護猫をもらったときのお話②

前回の記事はこちら www.tyoito.com 猫を保護しているシェルター「キャットガーディアン」には、いろんな猫がいる。 大人になった猫は自由に歩き回っていて、エイズだったり怪我をしているのもいた。わたしの環境では飼うのが難しいけれど、みんな個性的で人…

保護猫をもらったときのお話①

うちの猫はもともと保護猫だ。 今はもう5歳になり、ブラッシングを終えてわたしの隣で伸びきっている。ずいぶんと大きくなったもんだ。 当時、わたしは都内で一人暮らしをはじめて1年ほどが経ち、毎日のように誰かと飲んでいた。人と会うことで色々と吸収…

【映画】「聖なる鹿殺し」はちょっとすごかった

ヨルゴス・ランティモス監督の「聖なる鹿殺し」が、Amazonプライムで100円セールだったので鑑賞。 彼が外出中だったので、しめしめ!思う存分に悪趣味な世界を楽しむぞー!とワクワク。コカコーラゼロを片手にソファにふんぞり返った。 ランティモス監督の手…

父について

小さい頃、忍たま乱太郎をみていたら「冷えた八宝菜」(漢字はわからない)が登場した。頭が大きくて重いので、笑うと後ろにひっくり返り、頭で立っちゃうヤツだ。それを見た母が「コレお父さんにそっくり!」と腹を抱えて笑っていた。 さすがにひっくり返り…

【映画】「海獣の子供」を観てきた

映画好きの同僚から、 素晴らしかったよ。万人ウケするかは分からないけど… と聞いていた「海獣の子供」を観てきた。 小さい劇場の前から2番目。 他に空いてなかったから仕方なく、だったけど今回に関してはこの席で良かったと思う。 これまであまり見たこと…

無い物ねだりだよ人生は

先日友人が、生まれ変わったら私のような人生を送ってみたいと言っていた。 わたしは32歳にして独身。 対照的に、早くに結婚して子育てをしている友人には、そう思われる事が多い。 「楽しそうでいいなー」と言う人もいれば、何も言わないけれど「あなたは自…

食べても 食べても

先週、叔母の家に遊びにいった。両親と兄と4人で。 母の姉にあたる叔母は、働くのが好きでとにかくよく動く人だ。外で働くのが苦手で、家族がいちばん大事!という母とは真逆の性格で、ゆえにあまり合わない二人だけど結局は仲がいい。 叔母は旦那さんとは死…

同年代との恋愛が難しい

30歳を過ぎて実感していること。同年代の男性と付き合うことが、とてもとても難しい。 わたしは仕事が好きな人が好きだ。毎日をカラッポの頭でやり過ごしながら、週末のデートのことばかり考えているような男性に好かれてもあまり嬉しくない。 そうすると、…

【三軒茶屋】猫店員たちが迎えてくれる本屋さん

久しぶりに三軒茶屋へ出かけた。 三軒茶屋といえば10年ほど前、おしゃれなカフェに憧れていた頃に「マメヒコ」を訪れた記憶がある。店内には大きなテーブル、そこにガラスの花瓶がどーんと置いてあり、立派な桜の枝がいけられていた。まるで大きな桜の木が生…

忘れられない谷川俊太郎さんの朗読

我が家のトイレには、谷川俊太郎さんの詩「生きる」のサイン本が置いてある。そんな場所に置くのも大変恐縮だが、毎日目にするし、手に取りやすいからだ。 その本を購入したのは、数年前の「六本木アートナイト」。友人と昼間からふらーっと遊びに行き、たま…

WEBコミックの広告で精神をやられる

最近、ネットやSNS上に出てくるWEBコミックの広告が胸糞悪すぎませんか。 ・姑があからさまに私を虐めてくる・会社の後輩女子たちにバカにされている・浮気した旦那にこっぴどく仕返ししてやる みたいなテーマばかり、まぁよく思いつくものである。 ただのイ…

浴衣に悩む男のはなし

先日、男友達から「浴衣を買いたいので付き合ってほしい」と連絡があった。 花火大会の日に納涼会があり、そこでちょっとした司会をするので新調したいと。 友達といっても半年前までは恋人という関係。 まぁ暇だったので、珈琲をご馳走してもらうことを条件…

猫が蝉をソフトタッチするはなし

今日、ベランダに1匹の蝉が飛んできた。 私は蝉が大の苦手だ。 虫の中で一番嫌なのが蝉、その次がゴキブリ、そしてカマドウマと続く。 嫌いになったキッカケは、幼い頃に祖母と手をつないで散歩していて、誤って死んだ蝉をふんづけてしまったから。 その時の…