猫の名はちょいと。

猫と映画好きが綴る、ささやかな日常

鳥の求愛ダンスに魅せられた―嶋田忠『野生の瞬間』写真展

いま東京都写真美術館で開催されている、 嶋田忠さんの写真展『野生の瞬間』をみてきた。 topmuseum.jp 恵比寿駅から美術館までの道のりに、この写真展の広告がある。 とても美しい青い鳥が、胸を張っている。 実際にいってみると入場料700円とはとても思え…

真鯛の顔

夜にスーパーへ立ち寄ったら、真鯛の切り身が値下がりしていた。数切れがパック詰めになって450円。 友人の家でケーキをたらふく食べて胃もたれしていたので、今日はこれで雑炊にしよう!と思いついた。 最近久しぶりに「暮らしの手帖」を買って、とにか…

ブリジットジョーンズと同い年になっていた

Amazonプライムで100円セールになっていたブリジット・ジョーンズの日記。 初めて観た頃は「おばさんの話」というイメージだったはずだが、いつの間にか彼女と同い年になっていた。 久しぶりに観ても、彼女は魅力的だ。 イライラすることがあっても笑顔を…

父の愛情と責任感について

実家に帰ったとき、父から「お金を振り込むので口座番号を教えて」と言われた。 なんの話かと思ったら、これまで子供たちのために貯めてきたお金を振り込んでくれるそうだ。 うちは4人兄弟な上に、父は一般的な会社員、母は専業主婦なので決して裕福ではなか…

母はいつも動じない

深夜、玄関の前でセミが力尽きた。 ジージーともがいている音が夜中ずっと聴こえていて怖かった。 わたしは昔からセミが苦手だ。 そういえば母は、セミにもゴキちゃんにも、貞子にもミザリーにも、猫が玄関先にそっと置いたコウモリにも動じなかった。 むし…

保護猫をもらったときのお話②

前回の記事はこちら www.tyoito.com 猫を保護しているシェルター「キャットガーディアン」には、様々な猫たちがいた。 大人になった猫は自由に歩き回っていて、中にはエイズだったり、怪我をしている猫もいる。わたしの環境では飼うのが難しいけれど、みんな…

保護猫をもらったときのお話①

うちの猫はもともと保護猫だ。 今はもう5歳になり、ブラッシングを終えてわたしの隣で伸びきっている。ずいぶんと大きくなったもんだ。 当時、わたしは都内で一人暮らしをはじめて1年ほどが経ち、毎日のように誰かと飲んでいた。人と会うことで色々と吸収…

【映画】「聖なる鹿殺し」はちょっとすごかった

ヨルゴス・ランティモス監督の「聖なる鹿殺し」が、Amazonプライムで100円セールだったので鑑賞。 彼が外出中だったので、しめしめ!思う存分に悪趣味な世界を楽しむぞー!とワクワク。コカコーラゼロを片手にソファにふんぞり返った。 ランティモス監督の手…

父について

小さい頃、忍たま乱太郎をみていたら「冷えた八宝菜」(漢字はわからない)が登場した。頭が大きくて重いので、笑うと後ろにひっくり返り、頭で立っちゃうヤツだ。それを見た母が「コレお父さんにそっくり!」と腹を抱えて笑っていた。 さすがにひっくり返り…

「海獣の子供」を観てきた

映画好きの同僚から、 素晴らしかったよ。万人ウケするかは分からないけど… と聞いていた「海獣の子供」を観てきた。 小さい劇場の前から2番目。 他に空いてなかったから仕方なく、だったけど今回に関してはこの席で良かったと思う。 これまであまり見たこと…

変わることを受け入れた女たち

同級生でギャルだった子が、マラソン好きの彼氏と付きあいだして約4年。 SNSで近況を見ていると、付き合った当初からマラソンをはじめて、走る距離がどんどん延びていくのがわかる。 最近では山道を走るトレランの大会に出ているようだけど、両足の爪がはが…

何でもないはずの一日

職場の人が急に亡くなった。 私がそれを聞いたのは、昼休みの事だった。 今朝、家で倒れてそのまま…くも膜下出血だったみたい。と言われて、最初に出た言葉は「え?誰が?」だった。 忌引きの話かと思って聞いていたので、不意打ちで全く頭に入ってこなかっ…

無い物ねだりだよ人生は

先日友人が、生まれ変わったら私のような人生を送ってみたいと言っていた。 わたしは32歳にして独身。 対照的に、早くに結婚して子育てをしている友人には、そう思われる事が多い。 「楽しそうでいいなー」と言う人もいれば、何も言わないけれど「あなたは自…

集中力が続かないウーマン

最近、「ひとつの事しかしない」ように心掛けている。 今までの平日の私はこうだ。 朝、テレビを見ながらゴハン。支度をして、音楽を聴きつつ、スマホをいじりながら移動すると、いつの間にか会社に着いている。 昼、ゴハンを食べて、SNSをチェックしつつ読…

食べても 食べても

先週、叔母の家に遊びにいった。両親と兄と4人で。 母の姉にあたる叔母は、働くのが好きでとにかくよく動く人だ。外で働くのが苦手で、家族がいちばん大事!という母とは真逆の性格で、ゆえにあまり合わない二人だけど結局は仲がいい。 叔母は旦那さんとは死…

明るい話をしよう

ブログがいつのまにか愚痴ばかりになっているとき、この言葉が私自身か…と怖くなって削除する。 昔の私は、自分の愚痴をネタにしては面白おかしく話したり、誰かをいじって笑わせる事があった。誰も傷つける気はないし、笑いでその場は明るくなるし、ポジテ…

世の中にいい人は沢山いる

というのは昨年、彼氏と上手くいかないと弱音を吐いた私に、歳上の友人が言ってくれた言葉だ。 「今うまくいかない人、これまで別れた人たちとは単純に縁がなかっただけ。 どちらかに責任があるわけでもない。 世の中にいい人は沢山いるんだから、いつか必ず…

同年代との恋愛が難しい

30歳を過ぎて実感していること。同年代の男性と付き合うことが、とてもとても難しい。 わたしは仕事が好きな人が好きだ。毎日をカラッポの頭でやり過ごしながら、週末のデートのことばかり考えているような男性に好かれてもあまり嬉しくない。 そうすると、…

【三軒茶屋】猫店員たちが迎えてくれる本屋さん

久しぶりに三軒茶屋へ出かけた。 三軒茶屋といえば10年ほど前、おしゃれなカフェに憧れていた頃に「マメヒコ」を訪れた記憶がある。店内には大きなテーブル、そこにガラスの花瓶がどーんと置いてあり、立派な桜の枝がいけられていた。まるで大きな桜の木が生…

忘れられない谷川俊太郎さんの朗読

我が家のトイレには、谷川俊太郎さんの詩「生きる」のサイン本が置いてある。そんな場所に置くのも大変恐縮だが、毎日目にするし、手に取りやすいからだ。 その本を購入したのは、数年前の「六本木アートナイト」。友人と昼間からふらーっと遊びに行き、たま…

WEBコミックの広告で精神をやられる

最近、ネットやSNS上に出てくるWEBコミックの広告が胸糞悪すぎませんか。 ・姑があからさまに私を虐めてくる・会社の後輩女子たちにバカにされている・浮気した旦那にこっぴどく仕返ししてやる みたいなテーマばかり、まぁよく思いつくものである。 ただのイ…

私と猫の体調がシンクロしているかもしれない

最近、私はちょっと太った。 知らぬ間に3キロくらい。 一緒に暮らしている猫を見ると、ヤツもどうやら腹が丸くなったようだ。 ある事件から、私と猫の体調はシンクロしているのかもしれないと感じている。 2年ほど前に、私は大人のおたふく風邪にかかった…

地域PRには試食がいちばん効果的なんだという話

先日、ビッグサイトで開催された旅の祭典「ツーリズムEXPO2018」に参加してきた。 会場は国内エリア、海外エリアに分かれており、たくさんの観光協会や旅行会社がPRをしている。韓国ブースではアイドルが踊るし、秋田ブースでは秋田犬の耳をつけたかわいこち…

幼少期の記憶力がすごい作家たち-西加奈子編

本を読んで感じることは色々あるが、その中の一つに「忘れていた幼少期の気持ちを思い出す」というのがある。 私は人よりも過去の記憶が薄く、他のみんなはよく覚えてるな〜と感心することが多い。母に言うと、「幸せな証拠だねぇ」と呑気な答えが返ってきた…

浴衣に悩む男のはなし

先日、男友達から「浴衣を買いたいので付き合ってほしい」と連絡があった。 花火大会の日に納涼会があり、そこでちょっとした司会をするので新調したいと。 友達といっても半年前までは恋人という関係。 まぁ暇だったので、珈琲をご馳走してもらうことを条件…

猫が蝉をソフトタッチするはなし

今日、ベランダに1匹の蝉が飛んできた。 私は蝉が大の苦手だ。 虫の中で一番嫌なのが蝉、その次がゴキブリ、そしてカマドウマと続く。 嫌いになったキッカケは、幼い頃に祖母と手をつないで散歩していて、誤って死んだ蝉をふんづけてしまったから。 その時の…

ちょいと。という猫のはなし

ブログタイトルにもなっている「ちょいと」は、小さいころに飼っていた猫の名前だ。 ※プロフィール画像は関係ありません。 幼い頃、兄が公園で拾ってきた猫に向かって、母が「ちょいと、ちょいと」と呼んだら近づいてきたのよ、いうのが由来。 我が家にはい…